人工関節治療について
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- 人工股関節治療とは?
- 股関節の変形や関節軟骨が摩耗して痛みが出た場合や関節リウマチによって破壊された時など特殊な金属やポリエチレン、セラミックなどでできた関節を骨盤や大腿骨にとりつけて新たに股関節を形成する手術です。
- 手術後どれくらいで歩けるようになるの?
- 手術の内容にもよりますが、手術後5日目からリハビリを開始して歩行訓練を始めます。
4~5週でほとんど歩けるようになります。
- 旅行や軽い運動はできますか?
- できます。ウオーキングや水泳、パークゴルフなどの軽い運動は可能です。
- してはいけない動きなどありますか?
- 高いところから飛び降りたり、走ったりすることはしないようにしてください。股関節を極端に曲げてひねると脱臼の危険性がありますが、普通の日常生活で脱臼することはほとんどありません。和式トイレで滑ると脱臼することがありますのでなるべく洋式のトイレを使用してください。
- 正座はできるようになりますか?
- 患者様の手術前の状態により異なりますが、人工股関節の手術をしても元々正座が出来て、膝の曲がりに支障のない場合は退院までに正座ができるようになります。
- 退院してからもリハビリに通わなければいけませんか?
- ほとんどの方が必要ありません。入院中に指導される自主トレーニングを自宅で続けたり、仕事をして体を動かすなど、少し体に気をつけた生活をしていれば特にリハビリに通う必要はありません。
- 階段は使用できますか?
- 手術前から階段を使用されている方であれば手術後はリハビリで練習し、いままで通りの昇降が可能になります。